2016-11-11

老いていく不安と喜びと



 子供と孫と曾孫と涙


敬老の日
泣きながら、地元寿司屋「司寿し」の握りを頬張る。
集合写真を撮ろうとすると、おっかない顔になっちゃう。

死ぬ準備みたいなのを始めて、夜になっては呼び出しを受ける。
どうも調子がいつも通りでないと、「伝えたいこと」が生まれてくるようだ。
そんな時は必ずその老体に手を触れてから帰路につく。

性別、年齢、宗教、肌の色、生い立ち。
何だろうと、不安になり寂しさを感じる時があるのがホモ・サピエンス。
すぐに駆けつけてくれる「人」がいる幸せを口から溢し、涙を流す。
そんな人生の決算期を記録する孫。
それが私。