2016-10-26

鼻くそをパクッとじゃないよ、HPの開設だよ。


常に未完のHP

ここ数年考えていたことを、
お金をかけずに始めちゃうというこの企画。
自己のプロデュースをしてみようと思う。

古民家カフェ 銀の羊

先日、姨捨の古民家カフェ 銀の羊のHPを作ってみた。
結構イケてると思えた出来栄えだった。
とは言え、個人的な好みで作ったので、
希望を叶えるため今のデザインは幻のHPになる。


デザイナーの友人は皆、青白い顔をしている。
会うたびに心配になる。
特にMens。
死ぬなよと本気で思う。
Womensは洒落た装いで、皆美しい。
動かないからだろう、冷え性が多いのでお産が心配だ。

デザインを専門とされている方は大変な努力をされていると思う。
希望や要望を聞き入れ、ミキシングし、一次発酵させる。
寝かせ休ませ、ガスを抜き、二次発酵を終えて焼きあげる。
湿度や温度を考えて、生地の置き場所や時間を考える。
その時の条件によって、知恵をしぼる。
まるでパン作りだ。

湿った生地同様、湿った人間もまた扱いにくい。
少量の打ち粉を手に纏い、向き合い、優しく触れると歓喜する。
干渉はせず、自己発酵を見守るのみ。
ビバ天然酵母。

























2016-10-22

愛を簡潔に言葉で伝え、微笑み端的に立ち去る








生まれて此の方、花嫁姿に憧れを抱いたことがない。
過去に、両手で足りるほどの結婚式の撮影を経験させてもらった。
大きな疑問と計り知れない緊張感を、経験と同時に授かった。

これからあなたと生きて行くのに、
初っ端から大金をつぎ込む経験が、
似合わないドレスを着て、
向けられる視線とレンズに笑顔を安売りなんて私には解せない。
そこに価値を見出せない。

ならば婚前旅行として、二人だけの世界を満喫し不慣れな土地で「生と死」を生身で感じ、自分すら知らない隠し持つ一面を曝け出したい。
または両家家族の融点として、和装でお寺で精進料理!なら、うまい飯が食えて楽しそうという価値を見出せそうだ。

こうして自身希望の「落とし前のつけ方」を妄想する。
白馬に乗った白タイツの私の殿様は至極遠くてよく見えない。
ド近眼なんだからもうちょっとピッチあげて馬の尻叩いてくれるといいのに。

今回この私に1日そばにいてほしいと言った彼女達のケジメのつけ方は、
もしもシリーズ「結婚編」に類似していることに気がつく。

一度断ったのだ。
「結婚式」に全く興味がない私には撮れないと。
がしかし、「結婚」という落とし前をつける彼女達ホモサピエンスに興味津々なのだ。
断ったら殊更に欲が出てきた。
二人を撮るのは私であって欲しいと。
バンクーバーの友人とフォトセッションしたいと。

なのでオファー返しをしたのが今月初めの「愛の告白」。
去り際は微笑みとともに端的に行う予定。
下見を兼ねて、来月新潟へ小旅行を今朝企画した。
向かうはアトリエと小売店と愛すべき友の愛の巣箱。

蚤の心臓を震わせるのは何年ぶりだろう。

2016-10-16

ババアとチビ



ババアと呼ばれ
くそったれジジイと言われ
それでもなお
愛してやまない
小鳥たちのハミング













保存保存保存保存
保存保存保存保存

2016-10-12

昨日とっても嬉しいことがあったんだ。








職場へ制服を返すため立ち寄った時、
感謝を直接伝えられなかった女子高校生が
両手を広げて駆け寄ってきて抱きついた。

世の中の男性諸君に鼻の穴を膨らませて自慢したい。
寒空の下の抱擁ストーリー。

2016-10-09

デ・イ・ト




 − 太郎は仁王立ちであたしを待っていた。

 − 怒らないでよ太郎。時間通りにきたんだから。



先日、スタジオの面接前に版画館で岡本太郎の版画を感じてきた。
そういえば、一度受賞したことがあるな、版画で。
気に入った作品は「黒い生き物」。
色は無く、深い黒色でもない。

嬉しかった。
誕生日に、感じにいきたいとおもった太郎。
会えてよかっタロウ。

当然の如く、遊びに行ったつもりが思った以上に面接だった。
いや、そうでなければ行く意味がないのだけれど。
同じ地域に住み暮し、同じ高校へ通っていた先輩がカメラマンだった。
そんなひとに出会えただけでも嬉しかった。

応募はしないことを結論として心に落とした。
2年ぶりに自己との戦いをしてみよう。
そして、版画教室へ行こう。

兎にも角にも。




夕焼けが美しかった。